BMの今では昔の話 (36) 習慣は第2の天性

習慣が重要だ。 なぜならどんな習慣を持つかにより幸福と不幸が分かれるためだ。
素敵な人生,美しい人生を生きた人々は一様に良い習慣を持った人々だ。 また成功的な人生を生きた人々も良い習慣を持った人々だ。
良い考えは良い話を産んで,良い話は良い行動を産んで,良い行動は良い習慣を産んで,良い習慣は良い人格を産んで,良い人格は運命までも変える。
このように習慣はその人の人格と運命を左右する。 よく習慣を第2の生まれつきの性格だと呼ぶ。 そして持って生まれた性分を第1の生まれつきの性格だと呼ぶ。 そして驚くべき事実は習慣は本来持って生まれた生まれつきの性格の10倍に達する力を持っているということだ。
パスカルは“習慣は第2の生まれつきの性格として第1の生まれつきの性格を完全に破壊する。”と話をした。 いくら良い一族に生まれて,良い性分を持ったとしても悪い習慣を持つようになれば両親から受け継いだ性分とは関係なしで不幸な人生を生きることになるということだ。 すなわち習慣が生まれつきの性格に勝つということだ。
したがって両親から受け継いだ性分より重要なのは偉大な習慣を持つことだ。 “立派な人は立派な習慣を持っている。”という話のように良い習慣が良い人を作って悪い習慣が悪い人を作る。
ある死刑囚の死刑執行前にお母さんが面会にきた。 淡々と面会来たお母さんを眺めて“お母さん私が幼かった時ママのふところに抱かれて平和に乳を吸ったその時を思い出しますね,最後に死に行くこの醜い息子が最後にママのふところに抱かれて乳を吸ってみたいですね。”ママは死刑囚息子をふところに抱いて乳をふくませた。 瞬間死刑囚はお母さんの乳をかみちぎって“お母さん私が幼かった時町内の子供たちの家に遊びいき子供たちのおもちゃと玉のようなものを傷付けてきてもなぜしかってくれませんでした。 大きくなって強盗をしても私を厳しく叱りつけなくてこのように死刑囚になりました。 なぜこの悪い盗癖の習慣を直してくれることができなかったのです。 もうこの生きるということでのお母さんと息子の縁はここで終わりました。 帰って下さい。”...........

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