BMの今では昔の話 (34) 感動ストーリー

パク少尉は一線で事故に遭って首都陸軍病院に後送されてきた。
明日ならば片方腕を切りとる大手術をしなければならない。
彼にはフィアンセがあって彼女を呼んだ。
完全な人でも生きることが難しい世の中に片腕の男とどのように一生涯一緒に住むのだろうか?
今までの考えは消して私を忘れてくれといった。
彼女は断固として話した。
私はあなたの腕と婚約したのか? 一人の男の人格を見て婚約したのではないですか。
そのような弱気にならないでと......
この時一緒に来たお母さんは娘のお下げをぎゅっとつかんで引張って行こうとした。
この時娘は,もしお父さんが不意の事故にあって片腕の人になればお母さんはお父さんを捨てるのですか?と。
パク少尉はこのような光景を見てフィアンセにもう一度冷静に考えてみろといった。
彼女は言葉なしに頭を横に振った。
瞬間パク少尉は神様に誓いをする。
私が片腕の人になっても元気に退院することさえできるならば一生涯彼女だけのために生きるぞと。
パク少尉は退院して転役して結婚して某会社の新入社員として入社をする。
片腕の人となっても残り片腕で両手の役割をすれば良くないだろうか。
どんなことをしてもひたすら愛する妻だけのために仕事をしよう。
愛する妻だけのために仕事をすることを考えると恐れもなかった。
困難でも大変なものでもなくて不平を言う暇もなかった。
雨が降ろうが雪であろうが風が吹こうが毎日毎日ゴウゴウ飛び回る気持ちで仕事をする。
会社のために仕事をするのも結局は愛する妻のために仕事をすることだと考える。
妻を愛する心が全てのものに肯定的なマインドを持つようにした。
会社愛-妻愛,会社日-妻日が明日の日になったのだ。
それからパク少尉は会社のためになる数多くのヒット商品を開発して出す。
私たちがよく分かるハナロ シャンプー(シャンプーとリンスを一つに結合したこと)2080歯磨き粉など数多くのヒット商品を発売して会社が急成長する。
パク少尉は会社発展とともに高速昇進を繰り返す。
ついに彼はその会社のCEOの席にまで上がることになる。
ある弱々しい女性の純情が一人の男を神話的な存在に成功させた原動力になったのだ。

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